クランクアップタワーのワイヤー調整

 私の使用しているクランクアップタワーはUSAのTri-Ex社製(現Tashjian Towers Corporation)LM470Dという古いクランクアップタワーです。
 先日、クランクダウン時に引きワイヤーの張りが緩んでいるような感じだったので点検したら、やはり緩んでいました。

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引きワイヤーを引っ張る方法がFTI社のHP上に掲載されていたが、時別なツールが使われている。無償で借用できるようだが、他に方法がないかと考えた結果、ワイヤークリップとワイヤーそれにターンバックルで引きワイヤーにテンションをかける方法で試みた。

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引く力は最大でも100k程度だろうからこれで十分。
もっと大きな力で引くのであればタワーを完全に伸ばして安全のため格段をロープやスリングで固定しておかなければならないことも承知のうえで、やってみました。

ワイヤークリップが滑るといけないので2個取り付けて、引きワイヤーにテンションをかけておきます。

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テンションをかけている間に、緩んだワイヤーをドラムに送るようにして締め付けなおします。こんなに緩んでいたんですね。

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最後に、ワイヤー端末を固定しているボルトを緩めて、緩んだワイヤー端末を引っ張って余分なワイヤーを切断。端末をキャップ処理して終了です。

カバーなどを外したので、ついでにジンクスプレーでお化粧直ししてあげました。

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クランクアップタワーは機械です。メンテナンスはしっかりしておかないと大事故につながりますので日頃の点検メンテナンスが肝要だと改めて思いました。